おいしいトマト

トマトに意味はないけれど、言葉に思いを詰め込んで。

なぜ私たちは彼に惹かれるのか〜日本人の美的センスから〜

 

 

 

※これから書くことは全て嘘だと思って読んでください

 

 

 こんにちは!おとです。

今日は『なぜ私たちは相葉さんに惹かれるのか?』という答えのない命題について、彼の二面性と日本人の光の捉え方からアプローチしていこうと思います。

 

そもそもどうして私がこんなめんどくさそうな方面から自担について紐解いてみようかと思ったのかというと、先日学校の授業で「西洋建築が光を取り込もうとしたのに対し、日本建築は影を作り出そうとした」ということを教授が仰っていたからなんですね。(建築専攻のひと)

建築家の卵にすらなれていない人の言うことなのでここから既に説得力は皆無なのですが、『建築』というのは芸術的側面がかなり強い学問分野もとい人間の営みであるな、と私は思っていて。西洋建築と日本建築で光の取り入れ方に違いがあるのは、両者の美的感覚が異なるからであると思うんです。(この論はこれについて述べた本があるのでそこまで的外れなことを言っているわけではないと思う)

 

で!ここで頭が自担でいっぱいなオタクは思っちゃったんですよ.....

 

あれ、これ応用すれば自担に惹かれる理由解明につながるんじゃない?(ヤバ.....)

 

 

激ヤバオタクの思考回路としては、

 

 

日本建築は影を作り出そうとした(=日本人は影を好む)

なるほどそれは日本人の美的感覚によるものなのかしら

そういえば光と陰といえば相葉くん(ここで破綻する論理)

もしかして:相葉くんに惹かれるのは彼の(光と陰という)二面性に、我々が日本で生まれ育ったが故の美的感覚が反応しているからではないか?

 

 

こんな流れからこの仮説を立ててしまったわけで.....

そして仮説を立てたら検証したくなるのがオタクの性というやつで.....

気づいたらはてブを開いて..........  

 

ね!(察して)

 

 

まあ、繰り返しにはなりますが知識も何にもないオタクの戯言なので今から私が書くことは全てフィクションだと思ってください。

 

 

そうだなあ、まずは美的感覚が〜とかめんどくさいことを言う前に相葉くんについて書いてみる。

 

相葉くん。うーん、「相葉ちゃん」

このワードを聞いた時、あなたは何を思い浮かべますか?

多分だけど、ほとんどの人は『どんどんバンバン会話に多いよ擬音が、な弾けるテンション相葉ちゃん』を思い浮かべると思うんです。ポッピングシャワーみたいな。いや、各々個人的な性癖を思い浮かべたかもしれないけれども!

 

彼の魅力の一つとして、私はそのキャラクター性があると思っていて。

簡単に言うとわかりやすい。小説やアニメ、映画なんかを思い浮かべてもらうといいんですけど、「キャラクター」ってとっても簡素なものじゃないですか。主人公Aは、友達思い(性格的特徴①)だが向こう見ず(性格的特徴②)なところがある、みたいな。この場合は主人公の性格は二つの性質からなるものだけれど、大体どのキャラクターも例に漏れず大まかな性質は片手に収まる程度だと思うんです。そしてこれは『相葉ちゃん』というキャラクターも例外ではなく。

 

この観点から言うと相葉くんのキャラクター(=パブイメ)ってマジでわかりやすいんですね。『明るい』っていう一本に焦点があてられてるから(たぶん)相葉雅紀その人のイメージが全国民一致してるし(たぶん)100人に相葉くんのイメージ聞いたら100人が同じようなこと言うと思う(たぶん)(いやまぁ知らんけど…)

 

だから、大衆向けの『彼』って『相葉ちゃん』ただ一人しかいないんですよ。

 

た〜だあのね、これほんと彼を追いかけ始めるまで知らなかったんだけど、相葉くん、時々闇を感じるんだよねえ................. いやもうちょ〜怖くない?だってあの相葉さんですよ?100人に聞いたら100人が一貫したイメージを答える相葉さんですよ?知らないけど。太陽から生まれてきたのかな?ってくらい底抜けに明るいはずなのに、いや実際明るいんだけど、ジャポアリMCでの「全てを忘れたい!」とか。たま〜に垣間見える闇。こわいねえ...

 

でも、これこそが彼の最大の魅力だと私は思っていて、彼のパブイメの明るさを光として時々感じる闇を陰とするのなら、相葉雅紀という人物に同時に存在する光と陰という二面性がアイドル‘‘相葉雅紀’’をより立体的にしているのかなあ、なんて思うのです。

当たり前だけど、光のあるところには陰ができます。陰は光がないとできません。光の陰影がなければ物体は立体に見えないし、対極に存在していそうな光と陰は実は紙一重だったりする。

 

だから、もしかしたら彼の二面性を「ギャップ」と表現する人もいるかもしれないけれど、私はそれは天と地のようにかけ離れたものではなく、とても自然なものなんじゃないかなあと思っています勝手に。

                                              

そして前述した通り、なぜだか陰を好んでしまう国民性から私たちは相葉くんに惹かれてしまうのではないか、と思うのです。

 

われわれは一概に光るものが嫌いと云う訳ではないが、浅く冴えたものよりも、沈んだ翳りのあるものを好む。ー陰翳礼讃ー

 

 ほんの少し前に相葉くんの二面性は天と地のようにかけ離れたものではない、と書きましたが、この二面性の自然さが彼の眩しいくらいの真っ白なパブイメに少しの濁り、いやパブイメをぼかすのではないかな、と。

 

ずっとパブイメのままだと信じて疑わなかった私たちは彼の二面性の気付いた時、まず混乱します。あれ、これ私が知ってる相葉くんか....?全然違うじゃん、エッ…?

そりゃ〜あそうだ。だってあまりにもかけ離れてるように見えるもんね。わかる。

でも光のないところに陰はできません。つまりどうしたって光に陰は付き纏ってくるから今まで真っ白だと思っていた『光』にも陰がさしている事にようやく気づく。そしてこの光と陰の二面性は私たちがどれほどかけ離れていると思っても、実は互いがいなければ成り立たないもので。だからわたし達はこの光と陰の二面性を不思議がりながら「そんなところも好き!」と言いながら無意識下で受け入れているんですよね。よくわからないままに。

そして、こうして混乱しつつも無理矢理彼の二面性を飲み込んだ私たちは相葉くんの姿を見ることができなくなってしまう。

え、どれが本当の相葉くんなの?という感覚は多分嵐のファンやってる人は理解してくれると思うんですけど、この一見同時に存在するはずのないものが同一人物の中に確かに存在しているという事実に対する混乱が『相葉くんわからない』という感覚なのかなって。

 

光にさした陰はその光に闇を作る。古くからそのようなものに「美」を見出していた私たちは‘突然現れた闇に混乱しつつもそれに惹かれてしまう。

 

ほら、だってみんな相葉くんの闇が見えた瞬間めっちゃ興奮するじゃん!怖い〜〜〜〜〜とか言いつつ超嬉しそうじゃん!ツイッター見てるからわたし知ってる!なんなら私も興奮する。

 

だから、多分、好きになっちゃうのは仕方ないんだよ。これは、うん。日本に生まれ日本に育った私は相葉さんに惹かれるように遺伝子レベルで組み込まれてます。サイコーじゃねえか。

もちろんイメージそのままの彼も素敵なんだけど、イメージから離れてる彼を知った瞬間目を離せなくなっちゃう、まるでブラックホール、魅力底無し。大好きだわ。

 

 

 本当はもっとちゃんとした根拠を例示できたらなと思うのだけど、参考文献を探して読む気力は年取った私にはない........これはここまで読んでくださった方に本当に申し訳ない。が、私はこれ以上無理だあ〜後は誰かよろしくね....

 

明確な根拠は提示できないけれど、でもほんと、日本人の国民性が大きいのかどうかの信憑性は別として、少なくとも私は彼の二面性に惹かれるし、相葉くんの光と陰が作り出す立体感が相葉くんが三次元のアイドルであるという実感を与えてくれると思ってるので、相葉くん大好きだなって思います。彼が生きてる時代に生まれてほんとうに良かった.....あいらぶじゃぱん………

 

 

そしてこんなことを書いた後でこれまでの話を自らぶち壊すことを言うんですけど、私は実は彼の光と陰の狭間で混乱しているとわかっていながら、綺麗だとかかっこいいだとかいうその瞬間の感情に浸ることが最高の贅沢だと思ってるので、これからも相葉くんを見てるその瞬間だけはこんなめんどくさいこと考えないで相葉くんを楽しみたいな〜と思います。なんの決意表明だこれ。